むち打ち症ってなに?

  • 事故後、首周りが特に痛む
  • 首から肩にかけて重だるさがある
  • 首を曲げることが出来なくなった
  • レントゲンでは異常がないと診断された
  • 事故後一週間後に、身体に違和感を感じている

事故後のむち打ちの症状ってどんなものがあるの?

施術

交通事故に遭った後、整形外科でレントゲンやMRIの検査を受けると「頸椎捻挫です」と診断されることが多くなっています。

この頸椎捻挫を、呼びやすく別名「むち打ち」と呼ばれています。事故の衝撃で、首が鞭のようにしなった状態になることから名付けられました。

人間の頭は体重の10分の1程度は重さがあり、事故の衝撃でこの重たい首が前方に引っ張られて、首周辺に大きなダメージを受けます。

首だけでなく肩や背中、足にもダメージを受けて、事故の怪我の一つとして認識されていますが、交通事故でのこのような怪我の8割型がむち打ちだと言われています。
それくらい、首周辺は事故のダメージを受けやすい場所です。

むち打ちになると、「首が曲げられない」「首が重だるい」といった不調や、めまい、吐き気、倦怠感、自律神経系の不調、味覚障害が起きる場合もあります。

首から背中にかけては大事な神経が沢山通っていることもあり、原因不明の不調に繋がり易いです。また、事故の怪我で深刻である理由の一つとして、周りの人にはその症状が理解されにくい傾向にあることです。

むち打ちの種類について

頸椎捻挫型

頸椎捻挫型首が曲げられないような痛みがある、頭痛、肩にかけて重だるい不調があります。
むち打ちと診断された大半がこの症状になります。
整形外科では首用のコルセットを提供されたりします。無理に首を使ったりせず、安静にする必要があります。触ったりすることも厳禁です。

バレ・リュー型

バレ・リュー型首にある自律神経の部分を傷つけてしまった場合の症状です。
事故後の2週間後に痛みがでてきたりします。頭痛をはじめ、めまい、吐き気、倦怠感、自律神経系の不調、内臓にも関係していて、消化器官の影響も考えられます。

神経根症状型

神経根症状型脊髄の神経根まで傷つけてしまった場合の症状です。
ヘルニアの場合の症状と似ています。しびれ、知覚障害、筋力の低下などが考えられます。
後遺症になりやすいといわれています。

脳脊髄液減少型

脳脊髄液減少型滅多に起こるものではありませんが、事故の衝撃で硬膜から髄液がもれだしてしまった場合の症状です。頭痛が主な不調ですが、それに伴い、吐き気、めまい、耳鳴り、聴力障害、うつ状態などを引き起こしてしまう場合がございます。

「むち打ち」かどうかを調べる方法

体調不良

「むち打ち」かどうかを調べるには、整形外科で検査と診察を受ける必要があります。整形外科以外でも調べることはできますが、診断書自体を発行することができません。

ほねごりグループでは、貴方にかかりつけの院がなければ、整形外科のご紹介も可能です。
先に整骨院にご来院頂いても、手続き面から問題はございません。

むち打ちの治療法とその期間

施術

当グループでのむち打ちの施術方法は、様々な観点からあなたが事故に遭う前よりも健康になれるような状態を目指します。

貴方のご希望にあわせて施術を行いますので、「早急に社会復帰したい」といったご希望にもそって、施術を決められた期間内にしっかり終わるように進めていきます。

だいたい三カ月程度は、後遺症を残さない為にはお時間がかかります。(※事故の怪我の度合いによります。)
場合によっては、専門機関にご紹介を行うことも可能です。